長時間座り続けないための工夫

ITエンジニアの仕事はデスクワークが多く、ずっとパソコンに向かって座って作業を続けるため健康面でトラブルが起きやすいと言えます。
慢性的な肩こりや腰痛、目の疲れや頭痛を抱えている人も少なくありません。
一日6時間以上連続して座り続けると、足が圧迫されて血液の循環が非常に悪くなり、死亡リスクが高まると言われています。
飛行機の中で起こりやすいエコノミー症候群は、デスクワーク中にも言えることです。
エンジニアが自分の健康を管理するためには、何を気を付けるべきかを紹介します。

まず初めに、パソコンに向かう際、必ず40センチは顔から離すようにしましょう。
あまり近すぎると、目への負担が大きくなってしまいます。
目の疲れは、頭痛や肩こりを引き起こす要因になります。

また、姿勢に気を付けることも非常に大事です。
キーボードはなるべく体の近くに寄せ、肘が90度になるようにします。
椅子には深く腰掛けて、足の裏が床にぴったりつくことを意識しましょう。
背筋はピンと伸ばし、猫背にならないことがポイントです。
猫背になると身体への負担が腰回りにいってしまい、腰痛を引き起こしたり悪化させる原因になってしまいます。

エンジニアは集中すると何時間でも椅子に座り続ける傾向がありますが、必ず一時間に一回は立ち上がり、歩くことを意識付けましょう。
タイマーをセットして時間が来たら必ず立って歩き、滞った血流の循環を促すことが大切です。